参加申込は終了しました。
拡大ＷＳ１〜３ともに、当初の予定人数の２倍以上の応募をいただきました。拡大ＷＳ１・２については、一部の方をお断りしなくてはならなくなり、申し訳ありません。拡大ＷＳ３については、当日参加可の予定でしたが、やむをえず不可に変更になりました。

●「すてきなあなたになるために（心を開き心を結ぶ人間関係づくり、パート６）」

患者さんと向き合う医師および医療関係者は、患者さんの心を受け止めることが求められていますが、医療人のプロ意識を支えるのは豊かな人間性にほかなりません。
医師や医療関係者が生涯にわたり社会的責任を全うしていくには、豊かな人間性が土台にないといけません。
鳥取大学医学部では、これまでも人間性尊重を教育理念に掲げ教育を行ってきていますが、昨年から高塚人志助教授（前、鳥取県立赤碕高校教諭）が中心になって、一段と高いレベルの人間性教育（ヒューマン・コミュニケーション）を始め、全国的にも注目を集めています。
学内でコミュニケーション能力を高める「気づきの体験学習」を行ったあと、学外で保育園児との継続的な交流を通して、「役立ち感」「自己肯定感」「自尊心」「コミュニケーション力」を育み、「人間関係術」を自らが会得し、人間成長していくというねらいです。
医師の人間性教育を求める声が全国的に高まる中で、鳥取大学から始まった「人間力を育む学習プログラム」が、患者さんの心の痛み、喜びに寄り添える医師を育てる大きな力になると期待されています。
その高塚人志さんを講師に招き、過去５年の本学会で好評だったWSの６回目を拡大WSとして行い ます。
大学や研修会などで行っている、コミュニケーション能力を高める「気づきの体験学習」を中心に展開する予定です。
今までのＷＳ参加者から次のような感想も寄せられています。

事務：今日参加して、人間のあり方、相手への思いやり、すばらしいことを学びました。家庭に帰ってから自分の子ども達とコミュニケーションをとってみたいと思います。職場でも試してみたいと思います。すばらしい１日をありがとうございました。
看護師：はじめて参加させていただきました。人と触れあうことで、自分の気づきになることができました。自分がしてもらって嬉しいこと、それを相手に表現できれば良いなあと思いました。私の話を真剣に聴いてくれたことが嬉しかったです。話を聴いて下さった３人には感謝です。また参加したいと思いました。　

職種は全く問いません。多くの方の御参加をお待ちしています。

『高塚人志さんのホームページにリンク』

●「すてきなクリニックになるために（ドクターとスタッフの協働の輪）」

こんどの年次集会のテーマのひとつが、「進めよう協働の輪」です。
これからの小児科クリニックをすてきにしていく、すてきなクリニックはもっともっとすてきにしていく、そのキーワードは、「ドクターとスタッフの協働」だと思います。
毎日顔を合わせながら、お互いを理解し、クリニックを成長させていくには、ちょとした気づかいやマナーはもちろん、相手を良く知る、相手の立場にたって考える、そして相手を大切にするということがとても大切です。そして家族的なつきあいの中から、いつしか自然に共通の価値観も生まれてきて、一緒に働いていて良かったと思えるようになり、患者さんには「このクリニックに来てよかった」と感じてもらえるようになれたらうれしいですね。
このワークショップでは、自分たちのクリニックをもっとすてきなクリニックにしたいと思っているドクター、スタッフが集まり、それぞれの思いを語り合い、いろんな人の気持ちを聴いて、さらにすてきなクリニックになるために役立つ、横浜の外来小児科学会に来た心の記念になるような、そんな集まりにしたいと思っています。

• 医療に関するモチベーションの共有
• 仕事と家庭の両立
• アイデアを実現するための方策
• スタッフに注意をするときの方法
• ミーティングの開催の方法
• スタッフからドクターへの要望の出し方
• 上手な職場での人間関係の作り方

などをテーマに、プレゼンテーションやディスカッションをしようと思います。
（なお、もうひとつの拡大ＷＳ「すてきなあなたになるために」の高塚人志さ んにも、コメンテーターとしての参加をお願いしています）