東日本外来小児科学研究会の紹介
代表世話人(会長) 横田小児科医院 横田俊一郎

 第10回日本外来小児科学会年次集会が平成12年に関東地区で開催されること に決まったことを受け、関東地区での外来小児科学会の活動を活性化させ第 10回年次集会を成功させることを目的として「関東外来小児科学研究会」が発 足しました。第1回は平成9年11月東京新宿の野口英世会館で開催され、第10回 年次集会までに計6回行われて参加者も次第に増えました。
 第10回年次集会が終わり関東外来小児科学研究会もひとまずその役目を終わ りましたが、第13回年次集会が仙台で開催されることに決まり、東北地方の活 動の活性化も図ろうという目的で第7回研究会の際に会の案内の範囲を関東か ら東日本とすることになり、名称も「東日本外来小児科学研究会」と改称する ことになりました。その後、東北地区でも独自の研究会が立ち上がったので参 加者は関東地区周辺が中心となっていますが、東日本の名称のまま活動を続け ています。第16回横浜、第19回大宮の年次集会の運営にも係わってきました。
 研究会ではゲストスピーカーを迎えて最近の話題を聴いたり、日常的な問題 に関する演題を発表したり、育児支援などについて小さなワークショップを開 いたり・・と趣向が凝らされています。最近の研究会ではコメディカルの方々 の出席も多く、クリニックスタッフの勉強の場としても活用されています。日 本外来小児科学会の会員、そのスタッフの方々の研究発表、勉強、交流の場と して活用していただきたいと願っています。